| 白山書房の本紹介 |
|
奥秩父からランタン谷へ 加藤司郎著 四六判214頁 1,500円(本体)
|
還暦山行でヒマラヤのランタン谷へトッキングへ出かけ、高山病をおして四千メートルの高所体験をし、また葬列にでくわして「生きている世界」と「死後の世界」がそれほどかけ離れていないのを目の当たりにする。はみだし役人の本音で綴った定年までの山の日々。 ●著者プロフィール |
●奥秩父からランタン谷へ/目次 |
| 序にかえて 初春の上高地 やっと辿り着いた雁峠山荘 和名倉山を目指す 心身障害者三人、残雪の尾瀬へ 想い出いっぱいの両神山 しらびそ小屋 梅雨の晴れ間の谷川岳 高谷池から火打山・妙高山 七時雨から夕張岳、知床の山へ 久しぶりの雁峠山荘 池田先生三周忌山行 『山ありて幸い』出版記念山行 |
戸隠、高妻山 丹沢の主脈を歩いて思ったこと 「霊にまねかれた山」 残雪の守門岳 雨飾山 北岳・間ノ岳で高度順化訓練 再度富士山に登る ヒマラヤ ランタン谷トレッキング 新たな門出の守門岳 心残りの浅草岳 雨の雨飾山 七時雨から飯豊山へ おわりに |
●「ヒマラヤ ランタン谷トレッキング」より抜粋 キャンジンゴンパへ 昨日途中まで行って引き返した丘を過ぎると、いったん少し下って沢を渡りまた登る。段丘は広くなって、何十軒かの集落があり、道端に小学校と看板のかかった建物があった。日本の物置のような造りで、十畳程の部屋が三つあったが、窓はなく暗い土間があるだけだった。もちろん黒板などはない。ここでどういう授業が行なわれるのだろうか見当も付かない。そこからしばらく行った茶店でミルクティを飲んで休んだ。 |