| 白山書房の本紹介 |
回想の秩父多摩 離れ猿の山ある記 河野寿夫著 四六判194頁 1,600円(本体)
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ほぼ半世紀の昔、昭和三十〜四十年代のまさに山に、人間に、生気があふれていた頃の紀行集である。 著者は次のように語る。 <その頃の様子をできるだけ再現しようとこころみた。当時を知らない多くの方々に、ああ、昔はこんな様子だったんだなあ……と懐かしんでいただくと同時に、自然破壊の現状がどんなものであるかを知っていただけるなら、この書の目的は半ば達成されたことになる。すなわち、この書は単なる紀行や回想ではない。いわば、しだいに破壊されゆく自然への、ささやかな鎮魂歌とでもいえるであろうか> 【プロフィール】 |